みんなで一緒に!! 

 先日、諫早市保育会の総会があり『園児の食事』と題して、栄養士の村元淑子先生の講演がありました。朝食の必要性やバランスのとれた食事やおやつについて、調理法や食事の進め方など、わかりやすく実例をあげての楽しいお話でした。その中で、食事にかける時間について20分〜30分を限度として片付けてしまうという話がありました。園での給食の実情からすると頭の痛くなる話です。子どものエネルギーのもとですからちゃんと食べさせたい。反面いつまでもだらだらでは、集団でのリズムか゜狂ってしまいます。実際、保育の中で問題になるのが食事にかける時間です。決められた一日の流れの中での食事時間。飲み込みの悪い子・遊び食いの子・食の細い子など個人差もあればその日その日の体調の差もあります。みんな一律とはいきませんが、そうなるようにと職員は奮闘しています。
 以前に「弧食」というこうが問題になりましたが、今はもっと複雑になっているようです。
 「固食」決まったワンパターンの食事、
 「個食」好きな献立だけを食べること、そして
 「戸食」戸外で食事をすること、俗に言う外食です。
 このように好きなものだけを容易に安く食べられます。『世の中変わった』と言ってしまえばそれまでですが、家族団らんの場であった食事、何とか取り戻したいですね。
 保育園では、好き嫌いがあってもみんな同じメニューです。アレルギー除去食の子のためのメニューをみんなが食べる そうしたいと思います。
 各家庭にあった「お袋の味」今では、ただの「袋」の味(レトルト食品)に代わりつつあるようです。満腹感と満足感を味わえる「わが家の味」大切にしたいですね。 

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